Doaの考え方を、二つの視点で会話形式に編集しています。実際の会話の文字起こしではありません。

AIで文章や構成のたたき台をつくるときも、最初に必要なのは「何を解決したいか」と「どの情報が事実か」です。整理の作業にAIを使い、提案の優先順位や公開する言葉は人が決める。この分担を先に決めると、確認する場所が明確になります。

AIに渡す前に、目的を一つにする。

マーケティング

Doaでは、お客様のお話を聞き、文字起こしやAIを使って制作のたたき台をデザイン担当へ渡します。全部の発言を同じ重さで並べるより、悩み・希望・必要な情報を分けて整理します。

デザイン

たたき台を見て、もっと詳しく知りたい部分を二人で話します。どう聞き直すか、どう提案するかを確認してから、制作を進めます。

整理するものと、決めるものを分ける。

  • 整理に使う:提供された情報の分類、構成案、確認事項の候補。
  • 人が決める:いま優先する課題、伝えたい価値、表現の温度。
  • 人が照合する:固有名詞、料金、サービス条件、公開してよい情報。

たたき台には「確認できた事実」「提案」「確認が必要なこと」を分けて記載します。自然に読める文章でも、根拠があるとは限りません。分からない部分を空想で埋めず、質問として残すほうが、次の打ち合わせにつながります。

短くすることと、薄くすることは違う。

デザイン

画面に載せる言葉は少なくても、その裏側の情報は必要です。お客様が何を大切にしているか分かると、短い言葉でも選び方が変わります。

マーケティング

聞いた人と作る人の間に別の担当者を挟まないので、背景を二人で確認できます。AIで整理したものも、そのまま完成扱いにはしません。

Doaでは公開前に、お客様と画面を見ながら一語一句を確認します。AIを使う目的は、確認を省くことではなく、制作へ進めるたたき台を用意することです。

たたき台は、文章だけで渡さない。

AIが整えた文章をそのまま渡すと、どの発言が根拠なのか、どこが提案なのかが見えにくくなります。本文の横に情報の種類と未確認事項を残すと、制作担当者が判断しやすくなります。整った言い回しより、あとから確かめられることを優先します。

情報の種類

書き方の例

次にすること

確認できた事実

相談時間は60分と本人が説明

公開する表現を本人と確認

希望

問い合わせを増やしたい

現在の入口と相談の内容を聞く

提案

記事から相談フォームへつなぐ

必要性と操作を確認して設計

未確認

修正対応の対象が不明

条件を質問してから掲載

表の内容は情報整理の記入例です。AIの推測を「お客様が言った事実」に変えないための区分として使えます。固有名詞、費用、サービス条件は、流暢な文章になっていても、元の資料や本人の説明と照らし合わせます。

制作に渡す、1枚の整理メモ。

最初から長い提案書を生成するより、目的と判断材料を一枚にまとめる方法から始められます。次の項目を埋めてみて、空欄が残るところは追加で聞く質問にします。相談で分かったことを、制作物の役割へつなげるための入力例です。

  • 誰に:読む人、検討している段階。
  • 何を解決するか:今回の制作で減らしたい迷い。
  • 伝えたいこと:他の情報より先に知ってほしい一点。
  • 根拠:本人の説明・確認済みの資料。
  • 希望する行動:相談、資料閲覧、予約など。
  • 使える素材:公開可否を確認した写真・文章・データ。
  • 未確認:追加で聞きたい条件や背景。
  • 完成時の確認:誰が何を確かめるか。

AIへ渡す指示には、「提供した事実だけを使う」「不足は質問として残す」「事実と提案を分ける」を含めます。ただし、指示を書けば誤りがなくなるわけではありません。入力した情報と出力を人が照合し、最終的に誰が確認するかを決めておきます。

二人で確認するのは、見た目の前提。

たとえば「親しみやすくしたい」という希望でも、砕けた文章がよいのか、写真を大きくしたいのか、問い合わせの不安を減らしたいのかは異なります。ヒアリングした人と制作する人が直接話すことで、言葉の背景を確認し、追加で何を聞くかを決められます。

Doaでは、マーケティング担当が聞き取った内容をもとにたたき台を渡し、デザイン担当が詳しく知りたい部分を二人で整理します。制作物の種類を先に決めるのではなく、必要な情報と順番を確かめてから形にする進め方です。

公開前は、事実と使いやすさを分けて確認。

確認するもの

見るポイント

事実

名称・金額・期間・サービス範囲が根拠と一致

言葉

本人の意図や、読者に渡したい印象と一致

画面

読む順番、スマホの文字、ボタンの行き先

運用

更新する人、元データ、変更時の確認先

文章が正しくても、ボタンの行き先が分からなければ相談しにくくなります。反対に、見た目が整っていても、条件が違っていれば案内として使えません。確認の役割を分け、公開前にはお客様と画面を見ながら一語一句を確かめます。

AIを使わないほうが進みやすい場面も。

一度だけの短い修正、本人にしか決められない意思、まだ共有範囲が決まっていない情報は、直接確認したほうが早いこともあります。「何をAIで処理するか」より、確認にかかる時間も含めて、その仕事が進みやすくなるかを見ます。

社内で試すなら、共有してよい情報に絞った一つの資料で、何を整理したいかと完成条件を決めましょう。固有名詞や取引先情報を外部サービスへ送る前に、データの扱いと送ってよい範囲を確認します。特定のサービスの学習・保存条件は、契約ごとの公式情報で判断します。

社内で続けるところと、任せるところ。

内製化は、すべてを自分たちで制作することだけではありません。判断する内容と、更新を続ける手順が社内に残ることも大切です。担当できる人、確保できる時間、必要な品質を見て、最初の設計や制作だけを頼む方法も選べます。以下は役割を分けるための例です。

進め方

扱うこと

判断の目安

社内で決める

事実、伝える相手、確認者、情報の扱い

内容に責任を持つ人が確認できる

社内で続ける

定型作業のたたき台、事実確認、引継ぎ

確認の手順と担当が決まっている

Doaと整える

AIを使う工程、制作への受け渡し、最終の見せ方

道具はあるが仕事としてつながっていない

まず一つの作業で、準備・実行・確認・引継ぎにかかる時間を記録してみてください。慣れや素材のそろい方で必要な時間は変わるため、未測定の時短率を目標にするより、無理なく続けられる範囲を決めます。手が回らない部分は、資料や進め方の整理からDoaへ相談できます。

一つの資料から、試してみる。

社内でAI活用を始めるなら、まず一つの資料を選び、何を整えたいかと完成時の確認項目を決めます。取引先の情報を扱う場合は、利用するサービスのデータの扱いと、送信してよい範囲を確認して進めます。

「AIを入れたい」から始めても大丈夫です。どの仕事で使うと助かるか、使った後に誰が判断するかまで、一緒に整理します。